2019年のインパクトドライバーといえば、マキタから「TD001GRDX」が販売されました。
最大の特徴は40Vmaxシリーズになります。HIKOKIの「WH36DA」が販売されてから、遅れながらの発売となりました。
では、遅れながら発売がされたTD001GRDXは性能がいいのかと疑問に持つ方もいると思います。
マキタとHIKOKIの違いについてまとめてみましたので参考にしてみてください。
インパクトドライバーとは
インパクトドライバーとは穴あけやネジの締め込みなどに使用される電動工具になります。現在ではTVでも見かけることもあり、職人さんだけではなくDIYなどでも使用されています。
AC100Vやコードレスなどの種類があり、コードレスの場合はバッテリーなどの性能によって選ぶことが重要です。
1日に多く使用する場合は18Vや36Vのインパクトドライバー、使用回数が少ない場合などは10.8Vや14.4Vでも充分に使用することができます。
インパクトドライバーは打撃を与えながら回転するため、柔らかい下地の際に向いておらずドライバードリルなどを使用することをおすすめしています。
TD001GRDXとWH36DAの特徴
- TD001GRDX
- WH36DA
最大トルクが220 N・mになります。
ボルトモードを3モードに細分化しています。それぞれのモードで正転・逆転で異なっており、型枠作業や足場設計・解体作業などで使い分けることが可能です。
スマートシステムを実装しており、バッテリーとインパクトでデジタル通信を行うことで最適なパワーを引き出すことが可能になっています。
最大トルクが180 N・mになります。
ソフト・ノーマル・テクスモードでは、従来1回転に2回の打撃から3回の打撃に変更したことで振動を軽減しています。好フィーリングとカムアウト軽減を実現しており、短いねじ、細いねじなど、負荷の小さい締付け作業に最適になります。
パワーモードでは、ハンマの爪を1回飛ばすことで1回転に1.5回の打撃を与えています。打撃の回数を減らすことでハンマの移動距離が長くなり、打撃エネルギーが飛躍的にUPしています。金物ビス等の太く長いねじの締付けに最適です。
小ネジや普通ボルト、高力ボルトなどの対応できるサイズは同じになります。
防塵・防水機能についてはWH36DAとTD001GRDXともにIP56になります。
質量はバッテリー付きで1.6kgと同じになります。
まとめ
TD001GRDXとWH36DAの違いは最大トルクとバッテリーにあります。
最大トルクはTD001GRDXが高いですが、バッテリーの汎用性を考えるとWH36DAになります。
マキタの40Vmaxシリーズは商材が増えていくことが予想されていますが、現在はインパクトドライバー・マルノコ・スライドマルノコ・ハンマードリル・ディスクグラインダー・レシプロソーになります。
18V×2シリーズと40Vmaxシリーズの違いを見分けることも必要になりそうです。