2019年はマキタ・HIKOKIの両社が新しいバッテリーを発売した年になります。
バッテリーはバッテリーのみを比べることが難しく、工具まで含めると比較をすることが難しいです。
マキタとHIKOKIのバッテリーをまとめてみましたので参考にしてみてください。
バッテリーとは
電動工具はAC100Vの工具が主流でしたが、徐々に充電式の工具が主流に変わってきています。
バッテリーが発売され始めた当初はニッケルバッテリーでしたが、現在はリチウムイオンバッテリーが主要になっています。
当初はAC100Vに比べて、パワー不足と言われていましたが電圧・電流ともに上昇傾向でAC100Vと比べても遜色はありません。
マキタ・HIKOKIのバッテリーの違い
- マキタ
- HIKOKI
今年、40V MAXバッテリーが販売されました。
ややこしい名前なので簡潔に説明します。
バッテリーの40Vはフル充電時のみです。
基本的には36Vの認識で間違いはありません。(バッテリーの裏面には36Vの記載があります。)
また、既存の工具・バッテリーと互換性はないです。
工具によってバッテリーを使い分ける必要があり、なかなか浸透しない理由にもなっています。
買い替えるタイミングとしては「新しい工具を使いたい・性能を向上したい」と明白な場合になります。
互換性がないのが買い替えを躊躇する理由になっています。
40VMAXバッテリーのメリット・デメリット
今年、36Vマルチボルトバッテリーが発売されました。
マキタとの大きな違いは互換性があることです。(一部対象外の工具があります。)
マルチボルトを試してみたいと18Vの工具で使用することも可能ですが、バッテリーの性能が向上するわけではありません。
36Vの工具に接続すると36Vのバッテリーとして、18Vの工具に接続すると18Vのバッテリーとして使用できます。
工具によって内部で自動的に切り替えを行っています。
マルチボルトのメリット・デメリット
まとめ
バッテリーはバッテリー本体のみで買い替えを考えるのではなく、使用する工具によって買い替えを行うことが多いです。
バッテリーを買い替えて使用している工具と互換性がないと使用することもできません。
また、使用する状況によっても選ぶ必要があります。
DIYで使用する場合は14.4Vや10.8Vのバッテリーでも充分に使用することができ、職人さんが使用される場合は18Vのバッテリーの方は効率がいいです。
バッテリーで工具を選ぶことも手段の一つです。