2019年も残すところ数日になりました。
長期休暇の時ほど工具の保管方法が重要になります。
工具の保管についてまとめてみましたので参考にしてみてください。
簡単に行えるもの
- エアダストで清掃
- 整理整頓
エアダストで工具にエアを吹き付けるだけでも大きく違います。
エアダストで小さなチリやホコリを取り除き保管することで、休暇明けに固着していることを予防することができます。
普段は大まかな整理しかせずにいる場合は、しっかりと整理整頓を行いましょう。
休暇明けは体が鈍たり、感覚を取り戻すのに時間がかかってしまいます。
その時に、工具等の場所を把握できていないと思わぬ怪我にもつながりかねません。
普段ではなかなか行えないこと
- 防錆対策
- グリップ部分の清掃
- バッテリーの保管
普段から使用していると、放置しているときよりも錆が付きにくく実感しづらいですが長期休暇の際はしっかりと行うことをお勧めします。
防錆用のスプレーを錆びやすい部分に吹き付けて、ウエスで馴染ませてしっかりと拭き取ります。
防錆用のスプレーでも残っているとチリやホコリが付着すことがあります。
グリップ部分は中性洗剤を薄めて使用するとキレイになります。
グリップの種類によりますが、おすすめです。
仕事終わりにバッテリーを充電し朝まで充電されている方も多くいらっしゃいます。
長期休暇の際は過充電になりますので、注意が必要です。
おすすめは仕事始めの前夜から行うことでうっかりを防止できます。
普段ではなかなか行えないこと
- コードを抜いておく
- ブレーカーを落とす
工場などのコードはすべて抜いておくことがおすすめです。
コードとコンセントとの接続部分にホコリが溜まり、火事が発生することがあります。
長期休暇の際は、工場に誰も来ませんので注意が必要です。
ブレーカーを落とすことができる場合は、ブレーカーを落とすことで電気系統の火事を防ぐことができます。
工場によっては難しい場合もあります。
工具の保管で重要なことは汚れ等を落とす・防錆等の対策を行うことになります。
コードが絡まっている、整理整頓が行われていないと工具の故障や怪我に繋がります。
5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)が重要になってきます。
普段はなかなかみなすことができませんので、年末に振り替えることも大切です。
年始に気を付けたいこと
- 体が鈍っていること
- 工具等の不具合
普段力仕事をされている方や運転をされている方でも体や感覚が鈍っています。
実際に私も経験があります。
普段なら何気ないことも丁寧に行うことが大切です。
高を括ることは事故や怪我に繋がります。
長期休暇明けに工具等に不具合が生じることが多々あります。
その際は焦らず、修理が可能か、業者を呼ぶべきかを考えましょう。
モーターブラシが切れていたりと普段ならわかることでもわからなくなってしまう場合もあります。
長期休暇前後は事故や怪我が増えやすいので注意が必要です。
ご安全に。