スナップオンとは?歴史から考えてみるスナップオンの特徴。

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2019年もスナップオンのお問い合わせが多く、職人さんからバイクを趣味にされている方など幅広く支持されているメーカーだと再認識した年になりました。
スナップオンはハンドツールメーカーになりますが、ハンドツールは細かく分かれていて分からない方も多くいると思いますのでスナップオンの歴史からひも解いていきましょう。

スナップオンとは


1920年にアメリカで設立した会社で、ソケットとハンドルを分離することで一気に名をあげることになります。
現在では多くのメーカーがソケットとハンドルを分離していますがスナップオンが発明をする前はソケットとハンドルが一体化されておりレンチは多くのスペースを使っていましたが、5種類のハンドルと10種類のソケットセットで「5本で50の仕事をする」キャッチフレーズが分離の始まりになります。
さらに、スナップオンに注目が集まったのは1960年代になります。アメリカ軍の要請によりレンチでトルクをかける際に点ではなく、面でトルクをかけることの発明に成功し特許を取得しました。
フランクドライブは1980年代に特許の期限が切れ、各メーカーで同様の機構を採用しています。

スナップオンの特徴

  • バンセール

  • バンセールとはウォークスルータイプのバンを改造した移動店舗が発祥です。各ディーラーが工場などに赴き、工具の販売を行っています。スナップオンは工場などで販売を行いながら、使用者の要望などを聞くことで工具の発明に生かしています。現在も日本だけで約300台のバンがバンセールを行っています。ほとんどのバンセールはフランチャイズ方式になります。

  • 無期限保証
  • 保証規定に合致するのは「日本国内の正規販売店から新品で購入」し「製造上の欠陥や材質の問題によって製品に瑕疵が認められ、使用不可能なツール」であり、修理または交換がされる。現在、拡大解釈がされていますが、規定に基づき行使されるものであり何回でも保証されるものではありません。

    スナップオンの取扱商品


    スナップオンの商品はハンドツールがメインになりますが、スキャナーなどの診断機器やタイヤチェンジャーなどの整備用機器、エアインパクトなどのパワーツールがあります。
    ハンドツールもコードレスの人気が出てきています。以前はラチェットといえば手回しやエアラチェットでしたが、コードレスラチェットのユーザーはエアラチェットには戻れないといわれるほど使用感がいいです。エアラチェットはエアコンプレッサーが必要になりますが、コードレスラチェットはバッテリーの充電のみで使用することができます。
    そのほかにも限定色や復刻モデルなどは高い人気を誇っています。

    まとめ
    スナップオンの魅力については書き切れませんので、あえて省略をさせて頂きました。なぜなら、スナップオンの魅力はユーザーが1番理解していると思います。ロゴがかっこいい、工具の性能、豊富な工具の種類など様々な捉え方ができるメーカーであると思っています。私はスナップオンにはロマンがあると思っています。
    スナップオンは職人さん向けだけでなく、DIYとしても使用できる商品が数多くありますので手に取り、確かめてみるといいのかもしれません。

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