台風などの災害対策!停電に備える発電機の選び方

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野外のキャンプや屋台等に使用する事が多いのが発電機です。
発電機と言ってもサイクロンコンバータ発電機やインバーター発電機、三相発電機など種類がたくさんあり何を買えばいいかわからない!という方も多くいます。
では、災害などの停電に備える非常の発電機に適している発電機を紹介します。

インバーター発電機とは
家庭に非常用として置いておきたい発電機はインバーター発電機になります。
インバーター発電機の特長は交流を直流に変換し、また直流を交流に変換と制御を加える事で良質の電力を生み出します。
これを読んで理解はなかなか難しいと思います(私は無理です)ので解説します。
発電機はその名の通り電圧を生み出す装置です。
生み出された電圧はどうしてもノイズ等で不安定な電圧になります。
1度、直流に変換し再度交流に変換する際に電圧を制御する事で安定した電圧を生み出すことが出来ます。
下の図は視覚的にしていますが、一般的な発電機とインバーター発電機では安定性が違いがあります。
なぜ、安定性が重要か?
パソコンは身近にある精密機械の代表例です。
一般的な発電機にパソコンを接続するとデータなどが破損する可能性があります。
普段、何気なく使用しているコンセントですが非常に安定しています。
同じ電力であると思い使用すると後悔しか残りません。
では、安定していないと精密機械に適していないでしょうか。
理由は安定している電力に比べて安定していない電力は負荷が大きいからです。
構造が比較的簡単なライトなどは負荷に耐えることが出来る場合もありますが、精密機械は負荷に弱いです。
安定している電力は負荷が一定ですが、安定していない電力は負荷が一定ではありません。
負荷に強弱があると考えれば分かりやすいと思います。
負荷が弱い時は一定の負荷に比べて弱いですが、負荷が強い時は一定の負荷よりも強くなります。

上の図を見て頂くと分かりやすいですが、青い〇に注目して下さい。
同じように波を打つ場合、弱いところが出ると必ず強いところも出ます。
この時に強い負荷が掛かり故障の原因になります。
起動電力と消費電力は違う?
今まではインバーター発電機の紹介をしてきましたが、起動電力と消費電力の違いを知っていますか。
例えば、ご家庭でブレーカーが落ちた経験は多くの方があると思います。
その時を思い出してください。
なにかのスイッチを入れた際にブレーカーは落ちませんでしたか。
消費電力を全て足しても規定に達していないのに何故か落ちたと思う人もいると思います。
理由は簡単です。
消費電力は作動時の電力であって、起動時には更に電力を必要とする場合があります。
起動電力も消費電力もあくまで目安なので商品の型番によって異なります。
下の表はごく一部です。

起動電力 消費電力
携帯充電器 15W 15W
ラジカセ 150W 150W
ノートパソコン 200W 200W
家庭用冷蔵庫 260W 1000W

おすすめの非常用発電機一覧

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