日立最新コードレスマルノコ登場!マルチボルト(36V)の実力検証!

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日立最新コードレスマルノコ登場!マルチボルト(36V)の実力検証!

新商品紹介のコーナーです!
今回は日立から登場のマルチボルト(36V)コードレスマルノコC3606DAの実力と魅力について、紹介していきたいと思います!

最大の特色!マルチボルト(36V)は何が違うの?
コードレスマルノコC3606DAは、前機種の18V(C18DBAL)と重量やサイズはほぼ同じです。
しかし電圧の違いによるパワーの差は歴然ですので、紹介していきます。

18Vの従来製品(C18DBAL)とここが違う!

〇切断スピード
米ツガ60mmの切断で実験したデータがあります。
切り込みの深さはどちらも最大66mmなので、ほぼ最大の厚さですね。
測ってみたところ1分間単位で
前機種18V(C18DBAL)    約3メートル
新機種36V(C3606DA)  約6メートル
2倍の差が出ました!
実は何もない状態でのパワーモードの回転数は1分当たり4100回vs4300回なのでそれほど差はありません。
しかし電圧の差がそのままパワーの差となり、切断能力の違いとなって数字に出た形です!
やはり固いものに当たったときに反発して強引に切っていく力の差に表れているということでしょうか。

〇粘り(重負荷切断時の最大押しつけ荷重)
米ツガ60mmの切断で実験したデータがあります。
測ってみたところ
前機種18V(C18DBAL)    約4kGf
新機種36V(C3606DA)   約9kgf
こういう数字が出ています!
これは『どこまで強く押し付けても回転がストップせず、切り続けられるか』という指標になります。
C3606DAでは2倍の力で押し込んでも回転が止まらないということになるので、回転数はともかく力強さではV数の違いがそのままパワーとなっているのがわかります!
このことは
〇分厚い(硬い)素材に対しても力強く切れる。
〇強く押し込んでもキックバックや回転停止を起こしにくい。
〇結果として同じ素材なら素早く切れる。
という二重、三重のメリットにつながっていきます!

AC100V(コード付きタイプ)に劣らないパワーを確保
通常マルノコの場合はAC電源からコードを使用する機種の方がパワフルです。
しかしC3606Aのマルチボルト(36V)は同社製品C6MEY(コード付きタイプ)と比較しても回転数でも4100回vs4300回(ともにパワーモード)で上回っており、切断していくスピード(パワー)もまったく遜色ありません!
コードレスで使い勝手が良い上にパワーも劣らない、というのは最新機種でマルチボルトならではの贅沢な仕様と言えます!
マルチボルト電池だから、こんな汎用性メリットも!
付属のマルチボルト蓄電池BSL36A18は、買い上げ日から2年間または充電回数1,500回以内の動作を保証されています。(ただし、いずれか先に到達するまでの期間)※。
しかも、手持ちの他の日立の18Vコードレス製品にも使用可能なので使い回すことができるので汎用性も高いです!
※取扱説明書に従った正常な使用状態で故障した場合に、保証書記載内容に基づきメーカーにて保証されます。

最新機器だからこそ、この機能と特長
マルチボルトだからこの軽量・サイズでこのパワーを実現
質量3.3kg、全長292×全幅188×全高262mm(蓄電池装着時)のコンパクトボディは元々クラス最小の計量モデルです。
コードレス、しかもハンドルに近い重心でバランスが良いこともあるので、優れた操作性を発揮して作業時の疲労も大幅に軽減してくれます。

また、パワフルなので1充電当たりの作業量もアップしています。
1充電当たりの切断量(目安)
垂木切断:約750カット(切断寸法:杉45mm角)
米松切断:約150カット(切断寸法:50mm厚×300mm)
従来品より作業量も増えていますが切断速度が格段に速いので早くカットが終わるということもポイントです!
※ 蓄電池の充電状態や作業条件により異なります。
ハイモデルなので新機能も充実しています
〇リフォーム・内装工事などにおすすめのサイレントモードを搭載
サイレントモード時は、回転数を2,000min-1に抑え、騒音を5dB低減(パワーモードとの比較)。
さらに、モーター負荷が大きくなると通常のパワーモードに自動切替。切断状況に応じたスムーズな切断で、低騒音化とモーター効率アップを両立しています。

〇キックバック軽減システムを搭載
ノコ刃の挟み込みなどによって急激に大きな負荷がかかり回転数が急速に低下したときには、瞬時にモーターを停止してくれます。
このことで材料や丸のこ本体が作業者側にはじき飛ばされるキックバック現象を軽減できます。

基本スペック
マルチボルト(36V)シリーズ
のこ刃:[外径]165mm・[穴径]20mm
最大切込み深さ:[90°時]66mm・[45°時]46mm・[逆5°時]57mm
無負荷回転数:[パワーモード]4,300min-1・[サイレントモード]2,000min-1
切断スピード:約6m/min(目安)
重負荷切断時の最大押付荷重:約9kgf(目安)
サイレントモード、キックバック軽減システム、切込み深さ調整機構、平行度微調整機構搭載
蓄電池:リチウムイオン電池[形式]BSL36A18・[電圧-容量]36V-2.5Ah / 18V-5.0Ah
充電器:[形式]UC18YDL(冷却機能付)[充電時間]約25分
標準付属品:マルチボルト蓄電池(BSL36A18)×2個・冷却機能付急速充電器(UC18YDL)・チップソー・ケース・六角棒スパナ(5/2.5mm)・電池カバー

実勢価格は本体のみで25000円前後から。
バッテリー2個と充電器のついたモデルで55000円前後からです。
前機種のC18DBALなどと比べても価格はそれほど変わりません。
ぜひ検討してみてはいかがでしょうか!

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