マキタ製新製品AN534シリーズ釘打ち機の実力検証!
マキタから今年出た、新モデルの高圧エア釘打ち機 AN534シリーズ。
耐久性ファーストをうたっているこのモデルにはどんなしようと特色があるのでしょうか。
今回はこの2色の新モデルについてご紹介します!
-
マキタ製新モデル 高圧エア釘打AN534H(赤)/HM(青)のご紹介
-
まず最大特色の1つとしては、50mmの釘の長さまで対応しているタイプとしては、おそらく最高クラスの素材の幅広さに対応しているといえます。対応釘も、
ワイヤ釘/32~50mm シート釘/19~50mm N釘/45~50mm CN釘/50mm GN釘を使用でき、
内装・外装/躰体/コンクリート/2x4/下地/鋼板(2.3mm以下)/石こうボード/サイディング など様々なシーンで活躍が期待できます。もう一つの特色としては交換式コンタクトトップ&太径ドライバーにより、幅広い種類の釘を正確に打ち込み可能、仕上がり性が向上しているという点です。
コンタクトトップにはLタイプとSタイプの2つがあり、Lは内装・サイディング以外、SはGN釘やN・CN釘以外に、それぞれ幅広く対応しているので適用範囲も広く、それほどノーズ交換の頻度は高くありません。
コンタクトタイプSタイプの場合はバーチクルボードへのスクリュー釘や、ナローシート釘も安定した打ち込みが可能になります!
そしてトップキャップの幅がマキタ従来品と比較して15mm細くなっているので、隅打ちなど狭いところでの打ち込みに適しているというのも、この新製品ならではの特色ですね。
※ヘッドサイズも 272mm×77mmと、かなりコンパクトになりました。他にも使い勝手の点でいくつもの改良がされています。
- エアダスタはもちろん標準装備なのですが、握ったまま片手で操作できる位置に、エアダスタボタンを配置。
- 右利きであれば親指で握ったまま操作できるので作業しやすい状態を維持したまま操作できます。
- ベストなストローク量(10mm)で反動を打ち消す仕組みを採用し、低反動を実現。
- 排気量、エア消費量を抑えることで、約82db(A)の低騒音を実現しているのも最新機種ならではです。
また「耐久性ファースト」をうたっており、その裏付けとして安心24か月保証 SAFE24がついており、
保証期間中に取扱説明書の注意事項に従った正常な状態で使用し故障した場合は、保証書の記載内容に基づき無償保証するという制度になっています。
-
その他の機能・特長
【使用空気圧力】1.18~2.26㎫
【釘装填数】ワイヤ釘/200~400本 シート釘/200本
【使用釘長さ】ワイヤ釘/32~50mm
【使用ホース内径】 マキタ高圧ホース4.0以上
【本機寸法】長さ284mm×幅120mm×高さ272mm
【質量】1.8kg
【標準付属品】コンタクトトップL・コンタクトトップS・ノーズアダプタ・六角棒スパナ4・油さし・セフティゴーグル
プラスチックケース付
定価は92000円ですが実勢価格は6万円強で推移しています。
工具の場合最新機種は小型化する中で色々な工夫や機能・使い勝手を詰め込んでいるのが強みなのですが、この機種は50mm長までの対応機種としてはかなりの高水準で詰め込まれていると言えます。
かなりお勧めです!